皆さんは、人間の脅威となる生き物第1位はご存じでしょうか?
クマやライオンなど凶暴な動物や猛毒なヘビを連想される方もいるかもしれませんが、、、
正解は蚊です。
ライオンが1年間に100人の人間を殺すのに対し、蚊は725,000人と圧倒的な数になっています!
マラリヤなどの病気を媒介する蚊は結果として多くの人間に危害を加えています。
ちなみに、人間の脅威となる生き物の第2位は人間です。
しかも年間475,000人も。本当に怖いのは人間かもしれません。。。。
参考:The deadliest animal in the world | Bill Gates
今回は、そんな恐ろしい蚊についてのとある研究についてをご紹介いたします。
蚊を減らす研究
様々な病気を媒介する蚊。中でも世界中に存在するヒトスジシマカという蚊は、デング熱やマラリアなどのウィルスを媒介してしまいます。
そんな蚊を減らす研究が、中国で行われています。
研究の内容としては、まずオスの蚊にボルバキアと呼ばれる細菌を感染させます。
ボルバキアを保有したオスの蚊がメスと交配すると不妊化するとのこと!!
その蚊を中国南部にある2つの島に放ち、どのくらい蚊を減らせるかの実験を行います。
また、メスの蚊には放射線を照射して不妊化することで双方向から蚊を減らす実験を行いました。
結果としては、中国南部にある2つの島にいたヒトスジシマカをほぼ全滅させることに成功したそうです。
社会への影響は?
今回の実験、一聞した限りでは良い実験のように思いますが、その他に影響はないのでしょうか?
まず考えたことは、その蚊がいなくなることで食物連鎖など生態系に異変が起きないかどうか。
こちらに対しては、殺虫剤を播いたりするわけではなく、その他の昆虫には影響がない。また、すべての蚊を根絶するわけではなく、生態系に大きな影響はないとのこと。
また、人体への影響も気になりますよね。。。
研究員の方は、「この細菌は人体への影響は無害」と話しています。
2017年にはアメリカのカリフォルニアでもボルバキアに感染した蚊が2,000万匹放たれています。
最後に
僕は今回の実験を目にして、少し恐怖を感じてしまいました。
本当に人間にとって良い影響だけなのでしょうか?
皆さんはこの実験を見てどう思いましたか?
ちなみに、最初に紹介した人間に脅威な生き物についての文章はあのビル・ゲイツが書いたものです。
人間は今後どうなってしまうのでしょうか?
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それではまた!
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