衛生管理者試験の受験方法を解説!! わかりづらい申請方法やスケジュールをご紹介
労働者数が50人以上いる事業所では選任が必須となる資格 衛生管理者資格。
毎年多くの方が受験しており、2022年度では第一種衛生管理者、第二種衛生管理者合わせると約10万人の方が受験しています。
この資格は国家資格で、安全衛生技術試験協会が主催する資格になるのですが、こちらのホームページがとても見づらいです!(私の主観ですが…)
試験勉強を進めていても、いざ試験を受けようと思うと申請の段階でつまずいてしまうこともあります。
私自身、申請方法がいまいち分からず目指した試験日に受験ができませんでした。
そこで今回は、衛生管理者試験の受験までの方法をご紹介いたします。
この記事を読むメリット
・衛生管理者試験に向けてスケジュールが立てやすい
受験までのスケジュール
衛生管理者試験を受けるために大切なのが、スケジュール管理です。
ここでは、スケジュールについてご紹介いたします。
受験日を決める
衛生管理者の試験を受けようという方は、まず受験日を決めるところから始めることをおススメします!
衛生管理者試験は、1年に何度もあり、受験のタイミングを決めておかないとズルズルと伸びてしまうことがあります。
自分のモチベーションを維持するためにも、試験日を事前に決めておきましょう。
ちなみに、第一種衛生管理者は約3ヵ月、第二種衛生管理者は約2ヵ月の勉強が必要と言われています。
すぐに受験申請を行う
受験日(目標)を決めたら、すぐに受験申請手続きを行いましょう。
受験票を取得することで、目標が明確になるといった精神的な意味合いもありますが、何より受験票の取得に必要な書類の準備に時間がかかるからです。
受験票を取得するまでの主な流れは以下の通りになります。
①.安全衛生技術試験協会へ受験申請書を依頼。
②.受験申請書に記入、受験料の支払い、必要書類を準備し、最寄りのセンターに提出。
③.受験票が自宅に届き、受験日が確定。
受験票を取得するまでに、基本的に郵送で手続きを行うことや、必要書類を取得するまでの時間を考慮するとかなりの時間を要します。
また、受験予定日の2週間前までには申請書を送付しておく必要があるため、直前に受験票の取得をしようとしても予定通り受験できない場合があります。
また、人気のある日にちは定員オーバーとなり別の日程になることもあります。
何はともあれ、受験を決意したら受験申請書の取得を行いましょう。
必要書類を集める
①の受験申請書が自宅に届いたら、添付書類の準備を行いましょう。
衛生管理者試験を受けるには要件をクリアしておく必要があり、必要書類は、要件によって異なるのですが、現在衛生管理関連の業務を行っている場合は、下記のケースに当てはまると思います。
専門学校、短大、大学卒、大学院卒
+実務経験1年以上
=卒業証明書、事業者証明書
中卒、高卒+実務経験3年以上=卒業証明書、事業者証明書
実務経験10年以上=事業者証明書
卒業証明書は学校に問い合わせて取得する必要があります。また、事業者証明書も会社の上司に記入してもらう必要があり、どちらも余裕を持って準備しておきましょう!
申し込み
必要書類が揃ったら最寄りのセンターに郵送で送る必要があります。
衛生管理者試験は、地域にもよりますが休日に試験があるときがあります。
休日は受験者が集中するので、早めに申し込んでおくのがいいです。
希望日を複数記入して、定員オーバーの場合は、第一希望以外の日程になります。
数日後、センターより受験票が届きます。
これで、受験日が確定します!
試験勉強
受験票と試験日が確定したら、あとはそこに向けて勉強するのみ!!
衛生管理者は国家資格ですが、比較的難易度が高くないので、独学でも合格可能です。
私も市販のテキストを購入して、独学で勉強しました。
私が購入したテキストはこちらです。
まずは、テキストを読み込んで、その後は過去問をやりこむのがいいと思います。
衛生管理者は過去問をたくさん解くことが合格への近道です!
もちろん、通信教育などでしっかり勉強するのもおススメです。
最後に
衛生管理者試験は、受験までの申請に意外と苦労します。
私の経験から、申請手続きはさっさと済ませて、受験日が確定してからしっかり勉強するのがいいと思います。
衛生管理者の資格取得を考えている方に、少しでも参考にしていただけると幸いです。
スムーズな資格取得をお祈りしています!
それではまた!!
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