【衝撃】東京で働くメリットとは? 意外と知らない東京の所得事情 東京で働くと豊かになれない!?
年々人口が減っている日本において、東京の人口はずっと増加しています。
東京の人口増加は、学校や仕事を求めて地方から上京する方が要因となっています。
そのため、多くの方は東京=稼げる、給与が高いとイメージしていると思います。
実際に、各都道府県が定める最低賃金の額は東京が一番高くなっています。
しかし、実際に東京で働くと豊かな生活が送れるのでしょうか?
今回は、東京で仕事をしてもらう給与や所得についてご紹介いたします。
東京の豊かさ
こちらは国土交通省が発表している、都道府県別の経済的豊かさを算出した資料です。
出典:https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001389727.pdf
まず、こちらの表の左側から見ていくと、全世帯での可処分所得の時点で東京は3位に位置しています。 それでも1位じゃないんだとは思いますが、、、
可処分所得とは、個人所得から社会保険料を控除した金額になります。
しかし、その一つ右側、中央世帯の可処分所得を見てみると12位まで下落します。
東京は一部の稼いでいる人が全世帯を押し上げているが、中央世帯はそれほど稼いでいないことがわかります。
そこから基礎支出である家賃や食費、水道光熱費を差し引くと、東京は一気に42位まで下落します。
物価が高い東京では支出がどうしても高額になってしまいます。
こちらは先ほどの表の続きです。
出典:https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001389727.pdf
この表の一番左は先ほどの差額の金額です。
そこから、通勤の機会費用を差し引くと東京は最下位となってしまいます。
通勤の機会費用は、すごく簡単に言うと通勤に時間がかかっているということです!
東京は日本で一番通勤による無駄な時間を過ごしていると言えるのです。
経済的豊かさ1位の三重県と比べると東京は10万円以上も差が出てしまうことになるのです。
東京で働くメリットは?
悲惨なデータが明らかになってしまった東京ですが、もちろんメリットがないわけではありません。
東京に高所得者が多いことは事実です。
高収入を目指し、自分の実力を試したい方にはメリットがあります。
それから、選択肢が多いことも魅力です。
地方に比べてたくさんの方との出会いがあったり、刺激を受けることができます。
就職先の幅が広く自分のやりたい仕事を選びやすくなります。
また、独立を考えている方であれば、地方では実現できないようなニッチなビジネスでも東京なら成功する場合があります。
まとめ
稼げるイメージだった東京ですが、実際に稼げているのは上位の方のみで、一般企業で会社員をする方であれば、地方の方が豊かに生活ができます。
ただ、金額には表れない利便性を考えると日本で東京に勝る都市はないと思います。
地方から東京へ上京を検討している方へ、この記事が判断材料の一つとして使っていただけると幸いです。
それではまた!
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