皆さんはスタンフォード監獄実験という実験はご存じでしょうか?
名前の通り、この実験はスタンフォード大学で行われた心理実験です。
この実験がとても衝撃的でヤバイです!!
今回は、スタンフォード監獄実験についてご紹介いたします!!
スタンフォード監獄実験とは
アメリカのスタンフォード大学で1971年8月14日~1971年8月20日に行われた実験。
何を目的にどんなことが行われた実験なのでしょうか?
まずはスタンフォード監獄実験とは何なのかをご紹介いたします。
目的
スタンフォード監獄実験の目的は、簡単に言うと立場によって人間の感情はどのように変わるのかということです!!
普通の人間に特別な役職・立場・肩書を与えられると、どのように変化していくのかという人間の心理について調べる心理実験です。
それでは、どのような実験が行われたのかを見ていきましょう!!
実験内容
スタンフォード監獄実験ではどのような実験が行われていたのでしょうか?
ここでは、実験の内容を詳しくご紹介いたします!
この実験は、スタンフォード大学の大学生21人を対象に行われました。
監獄実験という名前から連想される通り、21人のうち11人を看守役、10人を受刑者役とグループ分けをして実際の監獄のようにそれぞれの役を演じさせました。
単純に役を演じるだけでなく、受刑者の方をパトカーに乗せたりシラミ除去剤をふりまいたりと、本当の監獄で行われている対応、もしくはそれ以上の対応を行っていました。
実験の末路
実験開始当初は、看守役は指示が無ければ受刑者役に罰則を与えることはありませんでした。
しかし、実験を続けていくにつれて看守役は自ら受刑者役に罰則を与えていくようになっていきました。
反抗してくる受刑者役に対し、独房に見立てた倉庫に監禁したり、バケツへの排便を強要するようになりました。
受刑者役は精神的に錯乱していき、一人また一人と実験を離脱していってしまいました。
看守役の行動はエスカレートしていきました。
その後、受刑者役の親たちから抗議があり、本来2週間行うはずだった実験はわずか6日間で中止することになってしまいました。
中止となった後も看守役は「話が違う」と実験を続けようとしたといいます。。。。
実験結果
実験の結果から、今まで普通の大学生も看守・受刑者という肩書をつけられたことで性格が大きく変わってしまいました。
個々人の性格はあまり関係なく、立場や役割、肩書で性格が変わってしまうことが実験によってわかりました。
人間の性格がこんなに簡単に変わってしまうのはビックリですね。
最後に
個人的に、実験自体が現代では行えないほど、非人道的であると思いますが、実験の結果は非常に興味深いものだと思いました。
あの課長ウザいなとか、部長性格悪いよな、みたいに思っているあなたも、立場が変われば同じ性格になってしまうかもしれません。。。
また、犯罪をしてしまっている方もそこに至るまでにどのような環境があったか、背景や環境が大きく影響していると考えられます。
皆さんは、この実験を見て何を感じましたか?
こちらの映画はスタンフォード監獄実験を元にして描かれています!!ご興味のある方はご覧ください。
他にも実験について記載しています!
それではまた!!
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