【懐かしの映画】 映画ドラえもんのび太の海底鬼岩城 ネタバレあらすじ感想 恐怖を感じる映画。。。
ドラえもんの長編映画の中で個人的には最も恐怖を感じる映画です。
まだ見たことないという方は、ネタバレする内容が含まれていますのでご了承ください。
あらすじ・ストーリー
まずは、映画のあらすじ・ストーリーをご紹介いたします。
海底の世界へ
※イメージです
のび太たちは夏休みに山に行くか、海で行くかで言い合いをしていました。
ドラえもんにどうするか聞いてみると、海で登山をすれば良いと提案してきます。
その頃、テレビのニュースではバミューダ諸島で難破船が見つかったとの報道がされていました。
このニュースを見たスネ夫は難破船のお宝が手に入るかもしれないと思い、ドラえもんの提案通り海に行くことを了承するのでした。
のび太たちはテキオー灯という道具を使い、深海でも適応できる状態となります。
その状態でAIが搭載された、言葉が喋れるバギーに乗って深海に向かいます。
深海に着くと、「テントアパート」という道具でそれぞれの部屋を用意して、海の中の生活を楽しんでいました。
その夜、スネ夫とジャイアンはニュースで報道されていたお宝を探しにバギーに乗ってバミューダ海峡にあるサンタフラメンコ号へ向かうのでした。
難破船探索へ
※イメージです
朝、スネ夫たちがいないことに気づいたドラえもんはテキオー灯が24時間しか効果がなく、新たにテキオー灯を照射しないとマズいと焦り、急いで2人を追いかけます。
しかし、スネ夫とジャイアンはドラえもんたちの追跡も間に合わず、呼吸が出来なくなっていきます。
バギーは2人にテキオー灯が24時間しか効き目がないと淡々と説明し、もうどうしようもないと伝えるバギー。
そうこうしているうちに、目の前が真っ暗になり2人は意識を失ってしまうのでした。
ドラえもんたちはスネ夫たちが助からなかったと悲しんでいると、スネ夫とジャイアンが現れます。
近くにはバギーがひっくり返っていました。
ドラえもんはスネ夫とジャイアンが無事だったことを喜ぶのと同時に、テキオー灯のことを知っていて2人を乗せたバギーを怒りますが、しずかちゃんは機械に罪はないとバギーに優しくするのでした。
その後、みんなでマリアナ海峡に探検に向かいます。
すると、そこにスネ夫たちが探していたサンタフラメンコ号があったのです。
廃船となったサンタフラメンコ号を怖がるのび太は外で待つことにし、ほかのメンバーで船内を探検しに向かいます。
しかし、船内を探してみましたが、金塊は見つけることができませんでした。
一方、みんなを待つのび太は突如怪魚(マシン)から攻撃されます。
命からがら逃げきったのび太でしたが、その話をしても誰も信じてくれませんでした。
海底人と遭遇
※イメージです
テントアパートに戻ってきた5人。
夜にバギーはジャイアンとスネ夫を助けた人を知っていると話し、録画していた映像をみんなに見せます。
すると、海底人がひん死の2人にテキオー灯を照射していたため助かったのが分かりました。
そこに怪魚が現れてが攻撃を仕掛けてきたため、バギーはひっくり返ってしまったのです。
のび太が目撃した怪魚が事実であることも分かりました。
映像を見ていると、突如巨大なダイオウイカ現れテントアパートに襲いかかって、部屋が次々に壊されていきます。
全員がダイオウイカに捕まってしまい、絶体絶命となったところに再び海底人が現れてみんなを救出してくれたのでした。
海底人に助けられた5人でしたが、友好関係を築こうと近づくと海底人から攻撃され気絶してしまいます。
海底人の国 ムー連邦
※イメージです
目が覚めると海底人の国であるムー連邦にいた5人。
ムー連邦はかなり技術が進んだ海底都市です。
捕らえられていた5人の前に海底人の少年エルが現れます。
気絶させたことに怒るドラえもんでしたが、海底人は『あれだけ戦争を繰り返す地上人は危険だ』ということで攻撃していたのでした。
危険性がないと判断され帰ろうとする5人でしたが、ムー連邦の首相に「地底の謎を知られた以上は地上に帰らすわけにはいかない」と永住するように命じられます。
捕らえられた5人でしたが、ドラえもんの道具を使って脱出に成功します。
しかし、エルたちが追ってきて再び捕らえられてしまい、5人は極刑を命じられます。
その時、ムー連邦にニュースが流れます。
大昔に敵対関係にあり、今は滅亡しているアトランティスという国に極めて危険な兵器鬼角弾があり、近日中に爆発して世界が滅亡するというのです。
ドラえもんの道具で解決してほしいと頼まれてエルと一緒にアトランティスにある海底鬼岩城へ行くのでした。
海底鬼岩城へ
※イメージです
バミューダ沖にある魔のトライアングルへ到着した一行。
そこには、バトルフィッシュやロボット兵などが常に監視をしていて近寄ることが難しい状況です。
「カメレオン帽子」という道具で見つからないように周辺を調べますが、鬼岩城への手がかりがありません。
そこでしずかちゃんは「私が兵隊に捕まるから、その後を追っていけば城にたどり着く」と提案します。
しずかちゃんが捕まると、計画通り鬼岩城に連れていかれ、ドラえもんたちもたどり着くことができるのでした。
結末
捕まったしずかちゃんは生贄として鬼岩城のボスであるポセイドンのところへ連れていかれます。
ポセイドンは、海底火山の噴火を鬼岩城への攻撃だと思い、恐ろしい兵器である鬼角弾を使用すると言って聞きません。
一方、しずかちゃんを救うため、世界の滅亡を阻止するために、ドラえもんたちは鬼岩城の中で戦います。
ドラえもんの道具を駆使して戦いますが、敵の数が圧倒的に多くみんな疲弊してしまいます。
しずかちゃんが生贄にされてしまう直前にドラえもんが助けに来ますが、フラフラで戦うことができません。
しずかちゃんが絶体絶命となったとき、ドラえもんのポケットからバギーが飛び出します。
しずかちゃんに優しくされたバギーはしずかちゃんを守るべく、ポセイドンと戦い、自らを犠牲にポセイドンに突っ込んでポセイドンをやっつけるのでした。
ムー連邦に戻った6人は英雄として称えられます。
そして5人とエルは「また会おう」と約束して、5人は帰ります。
しずかちゃんの手には、バギーの部品が1つ握られているのでした。
感想
今回の映画では、バミューダトライアングルやムー大陸、アトランティスなど都市伝説でよく登場する名前がたくさん出てきます。
都市伝説好きな私としてはワクワクする内容でした。
また、この映画は恐怖を感じるシーンが多くあります。
一つは海底人に捕らえられるところ。
地上人は戦争をし続ける恐ろしい人間であるとドラえもんたちを捕獲します。
また、海底人の世界を知られては帰すわけにはいかないと永住を求めるなど、絶望的な怖さを感じます。
鬼岩城でのバトルシーンも中々怖いです。
鬼岩城では敵の圧倒的な数を前に全員がやられる寸前まで追いやられます。
他のストーリーではドラえもんの道具で圧倒することもありますが、これほどまで危機が訪れるのは珍しいのではないでしょうか。
中でも私が最も怖いと思うシーンは、ジャイアンとスネ夫が海底でテキオー灯の効果がなくなる場面です。
徐々に息苦しくなり、水圧で頭が痛くなっていく様は想像しただけでとてつもない恐怖を感じます。
また、海底人にテキオー灯を照らされ助かりますが、いくら文明が進んでいても海底人は未来人と全く同じ道具持っているのかい!!と思いました。
考察
この映画を見て私はとてもメッセージ性の強い作品だと感じました。
海底人の世界ではムー連邦とアトランティスという2国が争い、それによって兵器鬼角弾が残ってしまいます。
冷戦時代のアメリカとソ連。それにより未だに核兵器を保有し続ける現代社会への揶揄にもなっているのではないでしょうか。
また、海底人たちは7000年前に終戦していてそれ以来争いごとはないことになっています。
現代社会ではどこかで必ず戦争は行われ続けています。
核兵器と戦争がなくなる世界が早く来るように願うばかりです。
最後に
ドラえもんのび太の海底鬼岩城は、大人がみてもとても面白い作品になっています。
むしろ子供が見たらトラウマになっちゃうかもしれない怖さを感じる映画でした。
1983年に公開されたとは思えない、現代に見ても考えさせられる内容です。
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それではまた!!
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