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【懐かしの映画】ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス) あらすじネタバレ感想 今見ると怖い映画!! 未来を予知している?

映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮

1993年に上映された懐かしの映画『映画 ドラえもん のび太のふしぎの迷宮(ラビリンス)』

 

私は幼少期に見た記憶があり、懐かしさから改めて見てみました!

 

大人になって改めて見ると、衝撃の内容で今見るべき映画なのでは?と感じるほどでした。

 

今回は、ドラえもんのび太のふしぎの迷宮についてご紹介いたします。

 

 

 

あらすじ・内容

 

序章

冒頭、砂嵐になったテレビ画面から映画が始まります。

 

のび太のパパはテレビをつけっぱなしで寝てしまっていました。

 

すると、砂嵐だった画面から突然テレビショッピングのような番組が始まり、パパは寝ぼけながら目を覚まします。

 

その番組では見たことのないリゾート地が紹介されていて、テレビを通じてパパはホテルを予約します。

 

一方、のび太たちは学校帰りに春休みの予定について話をしています。

ジャイアンとしずかちゃんはハワイ、スネ夫はスイスに行くと話している中、のび太は予定がありません。

 

 

悲しみに暮れるのび太でしたが、そんな時パパから春休みはリゾート地へいくことを聞きます。

うれしくなったのび太は、ジャイアンスネ夫、しずかちゃんに自慢するのでした。

 

 

ある日、のび太が学校から帰ると見知らぬカバンが玄関に置いてあります。

 

のび太がカバンを開けると中から謎の門が出現します。

 

ドラえもんのび太は謎の門をくぐると、そこはブリキでできた世界につながっていました。

そこは、のび太のパパがテレビで見た世界だったのです。

 

ブリキでできたホテル(ブリキンホテル)でもてなしを受けた二人ですが、「地下室には絶対に行くな」とクギを刺されるのでした。

 

 

前半

ブリキの世界で楽しむのび太ドラえもん

2人は雪山に遊びに行き、ドラえもんの道具「ウルトラバランススキー」でスキーを楽しみます。

 

するとのび太が道具の使い方を誤って、2人ははぐれてしまいます。

 

のび太を探すドラえもんは、目の前に現れた飛行船に突如砲撃されて、見知らぬ小人?たちに捕らえれてしまいます。

 

 

ドラえもんを探すのび太は、ホテルに戻りますがドラえもんの姿はなく、行ってはならないと言われていた地下室に行ってしまいます。

 

地下室には不気味な扉があり、恐怖を感じたのび太は逃げるように現実世界に戻るのでした。

 

 

一方ドラえもんは謎の相手に拷問を受けて故障してしまい、海に捨てられてしまいました。

 

 

 

中盤

現実の世界にもドラえもんがおらず、落ち込むのび太

 

そんなのび太に、ジャイアンスネ夫が春休みの予定はウソだといちゃもんをつけてきます。

 

もうブリキの世界には行きたくないと思っていたのび太でしたが、渋々ジャイアンスネ夫・しずかちゃんを連れてブリキの世界へ向かいます。

 

 

ブリキの世界で楽しむ4人が、海水浴をしていたところ、突如飛行機が飛んできてブリキンホテルが爆撃されてしまいました。

 

そこでジャイアンが石ころを木の枝で野球のように打ち、飛行機と対抗します。

持ち前の運動神経で、飛行機を次々と撃ち落とし、最後の1基となったところで飛行機が逃げていきます。

 

そこで、のび太がたまたま持っていたタケコプターで後を追うと、そこにはロケットが。

 

ロケットはドラえもんを捕らえた思われるというメッセージを残して飛び立ってしまいます。

 

 

4人はドラえもんを救い出そうと思いますが、いったん家に帰ろうと謎の門に戻ると、ホテルにいたウサギに門が閉められ、カバンも飲み込まれてしまいました。

 

 

ウサギを追っていると、ブリキンホテルのところにサピオと名乗る少年がいました。

 

サピオの話では、サピオのふるさと【チャモチャ星】でロボットが反乱を起こしているとのこと。

 

4人はドラえもんの救出もあり、チャモチャ星へ向かうこととなりました。

 

 

 

後半

チャモチャ星では文明がかなり発達しています。しかし、ロボットが知識を持ちすぎていて、人間を支配していました。

しかも、ロボットによるイメージコントロールによって。。。

 

 

研究者であるサピオの父は以前から、ロボットの発展を危惧していました。

そんなサピオの父はブリキンホテルの地下に迷宮を作るのでした。

 

 

 

チャモチャ星についたのび太たちは、二手に分かれて行動します。

ジャイアンスネ夫はチャモチャ星の都市メカポリスに潜入し、のび太としずかちゃん、サピオは迷宮に探検しに行くことに。

 

 

のび太たちはサピオの父が作ったガイドマウスを頼りに、迷宮を進んでいきます。

しかし、ロボットたちはブリキンホテルを爆撃し、それによってガイドマウスが壊れてしまいます。

そこで3人は迷宮内をさまようことに。。。

 

サピオはこれ以上のび太たちに迷惑をかけることができないと思い、謎の門を使ってのび太としずかちゃんを日本に無理やり戻すのでした。

 

 

 

一方そのころジャイアンスネ夫はロボットの恰好をしてメカポリスへ潜入していました。

人間が捕らえられている収容所を探していると、食べ物のにおいがしてきます。

たどり着いたのは、人間に支給するための食糧を作る工場でした。

そこで、食糧に紛れて人間のところに行くことにしました。

 

食糧とともに収容所に潜入したところ、すぐにバレてロボットたちに追われることになってしまいます。

何とか2人は飛行機に乗り込み脱出することができました。

 

 

 

終盤

日本に戻ってきたのび太は、しばらく途方に暮れていましたが、ドラえもんの枕の下にスペアポケットがあることを思い出します。

 

 

スペアポケットを通じてドラえもんのところにたどり着くことができました。

ドラえもんの体にミニドラを潜り込ませて修理をして、元に戻ったドラえもんサピオを助けに向かいます。

 

 

ドラえもんの道具で迷宮をクリアした4人は、サピオの父が残した1枚のディスクを発見します。

そのディスクはいわゆるコンピューターウイルスで、ロボット軍の支配者であるナポギストラーに感染させるとすべてのロボットが感染し、反乱を止められるとのこと。

 

 

ディスクを回収した4人のところに、突如サンタクロースが登場します。

しかもサンタクロースのソリにはジャイアンスネ夫が乗っています。

 

飛行機で脱出したジャイアンスネ夫は嵐にあって遭難していて、サンタクロースに助けられていたのです。

 

 

サンタさんからプレゼントまでもらったのび太たちは、そのプレゼントのおもちゃをドラえもんの道具で改造し、敵の待つメカポリスへ向かうのでした。

 

 

 

 

結末

ジャイアンスネ夫が巨大化したおもちゃでロボットと戦う中、のび太ドラえもんはナポギストラーと対峙します。

 

会話の末、改心しないナポギストラーにディスクを埋め込みます。

 

 

異変を察知したナポギストラーは人間のいる収容所を爆撃するように指示します。

しかし、すでにサピオたちによって全員脱出しており、無人となっていることを知るとナポギストラーは愕然とします。

また、時を同じくしてウイルスの影響により、ナポギストラーの様子がおかしくなっていきます。

 

おかしな動きはすべてのロボットに伝染し、やがてすべてのロボットが動かなくなりました。

 

 

丘の上から壊滅したメカポリスを眺める人間たち。

サピオの父は、「人間らしく生きていこう」と宣言をし、のび太は「ドラえもんの道具にはなるべく頼らない」と話して、物語は終わります。

 

 

 

ネタバレ感想

ここからは、映画を見た感想を書いていきます。

 

ストーリーについて

ロボットに支配された人間のお話。

1993年に公開された映画ですが、まるでこれからの近未来を予想するかのような内容で面白くもあり、恐怖も感じる映画でした。

 

1993年にこの世界観が描かれていることに驚きました。

 

 

映画の中では、ドラえもんの道具に頼るのび太と、「道具に頼るな!」と叱るドラえもんのシーンも登場します。

一方で、迷宮をクリアするにもドラえもんの道具が必要で、便利な道具がなくてはならないことも事実です。

 

 

映画を通じて、機械との共存と機械を頼りすぎることへの警鐘をしているのではないでしょうか。

 

2050年には実際にロボットが支配する世界が訪れるかもしれません。。。

nichijyou.hateblo.jp

 

 

 

映画の最後にサピオの父が、「もともと人間は洞窟に住み、石器を使いながら文明を築いてきた、機械に頼らず人間が人間らしく生きていける社会を作りましょう」と話していて、今の自分の生活ついても見つめなおしてみようと思いました。

 

 

 

気になるところ

1993年に作られた映画のため、見ていると現代とのギャップをかなり感じました。

 

 

春休みの旅行

映画の導入部分、のび太ジャイアンスネ夫・しずかちゃんは春休みの旅行について話をしています。

 

スネ夫はキャラクター的に海外旅行をするイメージができますが、ジャイアンとしずかちゃんも家族でハワイ旅行へ行くことになっています。

 

現代で気軽に海外旅行に行くことができるご家庭はどのくらいあるのでしょうか。

 

映画が作られたのが約30年前と考えると、このころから経済成長していないのだと感じる一幕でした。

 

 

 

コンプライアンス

のび太が初めてブリキの世界に行ったとき、荷物を準備せず行ったため全裸で海に入ります。

 

その際、思いっきりチ〇コが描かれていました!

 

この30年でいろいろなシーンの描かれ方も変わりましたね。

 

 

不思議な演出

映画の中では、突然サンタクロースが登場します。

どこからともなくファンタジーな演出があって面白かったです。

 

 

また、映画の序盤にのび太の本棚が少し描かれるのですが、その中に「謎の大阪人」という本があります。

ほかの本は、物語の本だったりするのに、なぜこんな本があるのでしょうか。

 

 

映画の細部を見てみると、面白い描写がほかにもあるかもしれません。

 

 

 

最後に

ブリキのラビリンスは小さいころに見た記憶のあった映画で、懐かしいと思い見てみました。

 

しかし、実際に見てみると新しい発見があったばかりか、現代社会の問題点についても考えさせられる作品でした。

 

また、30代の私としては大山のぶ代さんのドラえもんがしっくりきました。

 

 

 

 

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それではまた!

 

 

 

 

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