退職したらまず確認! 【失業保険】ハローワークへの申請方法と必要書類
会社を退職した際に受給できる失業給付。
退職したときにしか手続きをしないので、どんな書類が必要か、どのように申請するのかわかりにくいと思います。
今回は、失業給付を受給する申請方法や必要書類について解説していきます。
目次
必要書類
まずは、申請に必要な書類を用意しましょう!!
必要書類は以下の通りです!
必要な書類は、自分で用意するものと、会社に用意してもらうものがあります。
個々に見ていきましょう。
離職票-1.離職票-2
離職票は、会社が手続きをして発行する書類になります。
退職後に、発行されるものになりますので、会社に取りに行くか、自宅に郵送してもらいましょう。
また、離職票は次の就職先が決まっている場合などは発行しなくても良いことになっているため、失業給付を受給したい方は、必ず会社に離職票を発行してもらうように伝えてください!
雇用保険被保険者証
こちらも会社からもらう書類になります。
退職時に会社からもらってください。
証明写真
ハローワーク:縦3cm × 横2.5cm
履歴書:縦4.0cm × 横3.0cm
ハローワークでは本人確認のため写真を使用するので、あまりキメて撮影する必要はないですよ!
また、履歴書用のものをカットしてもいいと思います。
マイナンバーの番号を証明するもの
2016年1月からマイナンバーの記載が義務となりました。
いずれかを用意してください。
本人確認証
運転免許証やパスポート等、写真付きの身分証明書をご用意してください。
マイナンバーカードをお持ちの方は、本人確認証としても使えます。
写真付きの身分証明書がない場合は、以下の中から2つを持っていく必要があります。
印鑑
三文判を持っていきましょう!
通帳
通帳を持っていくとコピーを取ってくれます。
事前にコピーして持っていっても良いです!
通帳がない方は、口座番号や口座名義などを書類に記載することになります。
その他
特定理由退職に当たる場合は、証明できる書類を準備しましょう。
実際の手続き
書類をそろえたら実際にハローワークへ手続きに行きましょう。
管轄のハローワークへ手続きに行ってください。
近くても別の市のハローワークでは手続きできませんのでご注意ください!!
退職理由によって実際に給付金が支給されるまでの期間が異なります。
自己都合の場合・・・・4ヶ月後
会社都合の場合・・・・1ヶ月後
自己都合の場合は、支給されるまでにかなり期間があります。
1回目
初回は、ハローワークへの登録と受給資格の認定です。
事前に準備した必要書類を持っていきましょう!
特に予約などは必要ないので、都合のいいときにハローワークへ行ってください。
この時に、ハローワークカードとスケジュールが配られます。
2回目
2回目は受給説明会になります。
持ち物は以下の通りです。
- ハローワークカード
- スケジュール
- 印鑑
- 筆記用具
初日に配られたハローワークカードとスケジュールを持っていきましょう。
受給説明会では、説明を聞いたり、ビデオを見たりと1時間30分ぐらいはかかりますので、
時間に余裕をもって行くことをおススメします。
この日に、雇用保険受給資格者証と調査票(就職希望アンケート)が配られます。
雇用保険受給資格者証はこれからずっと必要になる大切な書類です!!
また、調査票は次回までに提出する必要があります。(次回ハローワークに行った際に提出してもOKです)
3回目
自己都合退職の場合、給付金がもらえるまでに1度面談があります。
(会社都合退職の方は、3回目を飛ばして4回目をご参照ください。)
3回目では、受給説明会以降に仕事をしたかどうか質問されます。
持ち物
この日はそれほど時間はかかりません。(10分程度+待ち時間)
これから、4回目までに3ヵ月間の待機期間があり、それまでは給付金を待つことになります。
この間に旅行でも行こうかなと考える方もいるかもしれませんが、次回までに2回以上の求職活動をする必要があります!
(受給説明会を含めて3回の求職活動が必要)
求職活動をしていないと給付金は支給されませんのでご注意ください!!
4回目
この日は、仕事をしていないことの確認と、求職活動について確認されます。
自己都合退職の方は、事前に配られた失業認定申告書を提出します。
失業認定申告書には、求職活動の内容を記載します。これを提出しないと給付金が受給できません。
(会社都合退職の方は、急いで求職活動をする必要はありません)
この日に初めて給付金を受給できるのですが、通常4週間分を受給するところ、初回は認定日までの日数分が受給されるため、人によってはかなり少ない金額になることもあるのでご注意を!!
5回目以降
以降は、4週間後の支給日までに2回以上の求職活動を行い、失業認定申告書を提出するという流れを給付金がもらえる日数が終了するまで繰り返すことになります。
求職活動とは
失業給付を受給するには、ハローワークに4週間に2回以上の求職活動を報告することになります。
どのようなものが求職活動と呼ばれるでしょうか?
ご紹介していきたいと思います!
ハローワークが実施するもの
当然ですが、ハローワークの行っている求職サービスを利用することは求職活動になります。
ハローワークが実施しているものにはこのようなものがあります。
- ハローワークでの求職申し込み
- 高齢者職業相談室、ワークプラザなど
- 職業相談、職業紹介
- 求職活動支援セミナー
- グループワーク
- 求人説明会
- 職場見学会
- 管理選考会
- Uターンフェア
- 再就職支援プログラムにおける就職支援など
詳細が知りたい方は、こちらからご覧いただけます!!
ハローワークインターネットサービス - 仕事をお探しの方へのサービスのご案内
ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
外部サイトを利用する
ハローワーク以外の転職サイトからの求職活動でも全く問題ありません。
ただし、サイトに登録するだけでは活動とはみなされないため、実際に気に入った会社に応募したり、面接したりすることが必要になります。
『薦めたい転職エージェントNo.1【Samurai Job】』
独立行政法人や民間事業者が実施するセミナー
ハローワークに届け出をしている独立行政法人や民間事業者が実施をする説明会やセミナーに参加することも求職活動になります。
いろいろな団体が行っているので、参加してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
解説してきたように、失業給付を受給するまでにはいくつか手続きが必要になります。
会社に勤めていた間に支払っている雇用保険を受給できる数少ない機会ですので、多少面倒でも手続きしてみてはいかがでしょうか?
関連する記事も書いていますので、よろしければご参照ください。